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遊んであげるよ

昨日、娘(2歳8か月)と一緒に、義母の家に遊びに行った時の事。

珍しいおもちゃがあったので、娘はそれを取り出し、触っていました。

そのおもちゃは、ある、絵と文字の書かれたカードをくぼみに通すと、

そのカードに書かれている内容が声になって出てくる仕様の、

いうなれば、絵本を読んでくれる機械でした。

 

娘は興味深そうにその機械をいじって、カードをくぼみに通してみます。

くぼみに通すと、カードは自動的に入っていきますが、

カードの向きが違うため、音は出ません。

 

それを見ていたおばあちゃんが、娘の持っていたカードを取って、

「こうやってやるの」と向きをかえて渡したり、

「ゆっくりいれなきゃだめよ」等アドバイスをしてくれています。

 

娘は、それに対して、最初の一瞬だけ、少しだけむっとしたような様子で、

おばーちゃんにとられてしまったカードを自分で取り返して、入れなおしました。

 

「ちがうちがう、そうじゃない、こうやっていれるの」と

おばあちゃんはよかれと思ってひたすらアドバイスをしてくれます。

 

娘は、次のカードから、

おばーちゃんの方を向いて、

「こうやって、こうやって、こうやってやるの」と言いながら、

そのカードを正しく入れるようになりました。

おばあちゃんは大満足。

 

そのあと、娘は、ボリュームボタンを触り始めて、

(たまたま)音量を小にしてカードを通しました。

おばあちゃんは、「小さいのは聞こえないからだめよ!」といいました。

 

娘は、10秒ほどだまってボリュームで遊んでから、

音量を中くらいにして、カードを通しては、「きこえる?」とおばあちゃんに聞くようになりました。

おばあちゃんは、大満足。

 

私の想像する限りですが、

娘は、おそらく、誰かに正しいやり方を教えてもらいたい、と思っていなかっただろうし、

(この機械は何?どうやってやるんだろう?と知りたいと思ってはいただろうけれど)

音量だって、誰かに聞かせるためにいじっていたわけではないのだから、

 

娘からしたら、おばあちゃんの数々のアドバイスや指示は雑音だし、面倒なんじゃないかなぁ・・・と思って(色々な方面で少し心配して)見ていました。

 

しかし、娘は、おばーちゃんからアドバイスをもらってから、暫くの間をおいて、

(心の中で、何か自分なりの切り替えがあったのでしょうか)、

おばーちゃんの満足するように、遊ぶようになっていました。

 

私から見たら、娘は、おばーちゃんの一歩先を行って、

おばーちゃんが満足するように、

おばーちゃんと遊んで”あげている”、ように見えました。

 

私の心配を笑いに変えてくれるくらい、娘は”おとな”だったのでした。

 

相手をみて、関わりかたを調整していく、

小さく見えても、そんなことをやっていっているのですね。

 

娘、どうぞ、家で思う存分発散してください!

 
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